一般社団法人 東京都新宿区歯科医師会

会長挨拶

一般社団法人 東京都新宿区歯科医師会 会長 江端 洋

この度は一般社団法人新宿区歯科医師会のホームページをご覧になって頂き誠にありがとうございます。会長の江端 洋です。

日頃より本会の事業にご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。

歯科医師としての責務は、ムシ歯や歯槽膿漏の治療、欠損してしまった歯を噛める状態に再現するなどが主な仕事です。しかし現在ではいつまでも自分の歯で美味しく食事が出来るようなお口の環境を整える予防的、保存的な仕事が主流になりつつあります。

昨今テレビなどでもお口と身体の病気の因果関係が取り沙汰されるようになってきております。高齢化社会を迎え、平均余命が伸びる中、健康寿命の延伸の為には「お口の健康」が大切であることは歯科医のみならず各方面の医科の先生方からも提唱されるようになってきました。

歯周病菌が悪影響を及ぼす全身疾患とは、認知症、脳血管障害、心筋梗塞、糖尿病、肺炎、低体重児出産、腎臓病、肥満など多岐にわたっております。

歯科医師会の会員は、これらも踏まえ様々なニーズに対応できますように、医師会や薬剤師会とも連携し研修会や講演会を行い日々研鑚に励んでおります。

また、区民の方々への啓蒙活動として8020歯の健康表彰、大新宿まつり、新宿健康マルシェでの無料歯科相談などのイベントを行っており、新宿区からの委託事業としまして、成人への歯科健康診査、幼児のフッ化物無料塗布、妊産婦無料歯科健診も行っております。最近では、訪問医やケアマネジャーとも連携し在宅療養患者様への訪問歯科診療や摂食嚥下機能支援を行うなど様々な公益活動も行っております。

お口から物を食べるという当たり前の行為は、身体を健康に維持して行く基礎であり、健康長寿の源です。

これからも、新宿区歯科医師会はお口を通して乳幼児から、ご高齢の方々まで、皆様の健康をお支え出来ればと思っております。

 

  PAGE TOP