新宿区医歯薬会 学術研修会
講演者:安部 司先生(食品ジャーナリスト)
【知っていますか?食品製造の舞台裏】
ー「安さ、便利さ、美しさ」がそれほど必要ですかー
日時:平成19年1月30日(火)
会場:新宿区歯科医師会
費用:無料
第1部 「食」の現状を知る
・添加物が日本の食文化を壊している、何を選べば良いのか、何を買えば良いのか!
第2部 「食」の現状を知る
・私たちが口にするものに、これだけ「白」が入っている。
・なぜ腐らないか、なぜ色あせしないのか。
・いつでもどこでも便利な食品が手に入るのは「添加物」のおかげ
・「売る側」だけが悪なのか、なぜここまで添加物が蔓延したのか
・「白」を入れないと売れない現実
実演――あなたが見たこともない、なめたこともないもので、これだけの食品が出来上がっています
スープ、お吸もの、無果汁ジュース、いくらなどを「その場で」作ります。
第3部 添加物が日本の食文化を壊している
・「簡単、便利」の影で私たちが失ってしまったもの
・添加物が子供の味覚を壊す
・味噌汁を飲めない、たくあんを食べられない
・「これを入れないと売れない」調味料ゴールデントリオ
・食だけ、家電パソコンのように「進展」してはいない
・「簡単」「便利」「安く」て「無添加」なんて存在しない。
第4部 何を選べば良いのか、何を買えば良いのか
・そもそも添加物とは何か
・コンビニは絶好の「勉強」
・買ひっくり返して裏を見よう
・全部避けるのは無理でも「知って」食べよう
・食を通して、家族取り戻す
・「夕ご飯の支度」こそが、絶好の食育の機会
・食べ物のありがたさ、命のありがたさに感謝
【安部 司先生プロフィール】
肩書き 食品ジャーナリスト
「食品の裏側」著者
1951年福岡県生まれ。山口大学学部化学科卒業後、食品・添加物に勤務、
トップセールスマンとなり、「添加物の神様」の異名をとる、
退職後、中国、ブラジル、東南アジア地域において食品の開発輸入に携わる。
国おいては無添加食品・自然海塩の開発に関わる
食品添加物の現状、生活の危機を訴えた「食品の裏側」(東洋経済新報社を突破するベストセラーとなり、新聞、雑誌、テレビにも取り上げられるなど、大きな反響を呼んでいます。
有機農業判定員。水質第一種公害防止管『ペースト状食品の製法』『辛子明太子の製法』『調味料の製法』『甲殻類の凍結方法』など特許を何件も取得